今回はMTB(?)のフロントフォークをリジット化したのでご紹介します
MTB(?)についてはこちらから
フロントフォークを変えようと思ったきっかけ
最初、僕のマウンテンバイクにはサスペンションフォークがついていました
買ったばかりのころは「段差とかも全然へっちゃらだぜ~」と楽しく乗っていましたが、ずっと乗っていると「速く走りたいな」と思うようになりました
僕のサスペンションにはロックアウト機能があったのでしばらくの間はそれで走っていましたが、700c化をしたあたりから「サスペンションを外せば自転車が軽くなって速く走れるのでは?」とリジット化を考えるようになりました
フロントフォーク購入
Amazonを見てみると1万円位でフルカーボンのフロントフォークが売っていますが流石に怖かったので(ケチったわけではないです…………いや嘘です)MOSSOというメーカーのアルミフォークを買いました
「MOSSO フロントフォーク」で検索をかけてみるとマウンテンバイクのリジット化をしている記事がいくつかありました
そこでMOSSOフォークを使っている方々はオークションなどを駆使して格安で手に入れていましたが、思いついたらすぐやりたい僕はAmazonにて6900円で購入しました。
MOSSO FK26M3 26インチMTB用 アルミフロントフォーク 黒 新品価格 |
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Amazonマーケットプレイスの商品だったので少し心配していましたが、すぐに発送されて同じ日に頼んだプライム商品のスターファングルナットとほぼ同時に届きました。
フロントフォーク取り付け
パッケージに伝票を直接貼った状態で届きました
商品本体に傷などはありませんでした
安い割に塗装などもしっかりしています
7005アルミのようです
コラムカット前の重量は760gです
ここから取り付けに入ります
フォークについているものを外します
油圧ブレーキの場合はブレーキの間にオレンジのアレを挟んでおきましょう
トップキャップとステムのネジを緩めます
ステムとスペーサーを外します
フォークを引き抜いたら下玉押しをマイナスドライバーで外します
下玉押しを綺麗にしてから新しいフォークに入れます
写真では塗っていませんがグリスをたっぷり塗りましょう、水の侵入を防止します
フロントフォークのエンド部分を地面にぶつけないように浮かせながら、下玉押しに木材を当ててトンカチでたたきます
コラムをカットします
今回は前のフォークと同じ長さにカットするので、長さを測って印を付けます
斜めに切らさらないために何か所か印を付けましょう
ここでパイプカッターがあればいいのですが、今回は無かったので鋸で切りました。
ケガをしては大変なので切り口はしっかり整えましょう
切った部分は28gありました
760g-28gで732gになりました
スターファングルナットの圧入をしていきます
前のフォークのスターファングルナットの位置を参考にしましょう
このくらい入れます
ここで圧入するために必要な道具の紹介です
- Ⅿ6長ネジ
- Ⅿ6ナット
- Ⅿ6ワッシャー
- 適当な金属の板
上にスターファングルナットを置いて下からⅯ6の長ネジを入れます
下は傷がつかないように細工してこんな感じにします
下のナットを締めて、上のスターファングルナットを引き込みます
スターファングルナットが圧入出来たら元の手順で戻して完成です。
before
after
フロントフォークを変えたことによってフロントが少し下がりました。
下がったことによる影響は
- BB位置が下がってコーナリングでペダルが擦りやすくなる
- サドルが前下がりになる
- ハンドルが遠くなる
です
BBの位置はどうしようもないので、しばらくの間はコーナリングに少し気を付けましょう
サドルの前下がりは調整でどうにでもなります
問題はハンドルが遠くなることです、ステムを変えるか何かしないといけないので、これからどうにかします。
最後に
近所を少しだけ試し乗りしてきて最初に思ったのは「ハンドルが超クイックになったなー」です
フロントが下がってフロントフォークの角度が変わった事によってクイックになったのだと思います。
後の変化は、少し漕ぎ出しが軽くなったかなー?くらいです
元のフォークが2.1㎏で今回のフォークが732gなので約1400gの軽量化になりました、このお陰ですかね
試し乗りでは実際に早くなったかどうかはよくわかりませんでした、もう少し乗ってみないとだめですね
フロントフォークを交換しようと思っている方は、お店に頼んでやってもらうのもいいですが、この記事を参考にして自分でやってみるのも面白いかと思います。