30年前のMTBをレストア! ハブのグリスアップ part2

30年前のMTBをレストアする企画の第二弾、ハブのグリスアップです

※第一弾はこちらから

ハブというのは、ホイールの真ん中のベアリングが入っている部分です

ここのグリスが切れたり劣化したりしていると、ホイールの回転がよくなかったり、手で回したときにゴリゴリとした感触がすることもあります

この状態のまま乗っているとベアリングが酷く摩耗したりして良くないです

 

 

用意するもの

  • 薄いスパナ
  • モンキーレンチ
  • グリス
  • グリスを拭く布
  • パーツクリーナー(ブレーキクリーナー)

 

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このセットの中に、薄いスパナとモンキーレンチが入っています

この他にも

  1. コッタレス抜き
  2. スプロケットはずし
  3. スプロケットおさえ
  4. ペダルレンチ

など(他にも沢山)の自転車整備に必要な工具が色々入っています

買っておいて損はないでしょう

 

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今回はシマノのグリスを使いました

 

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使い捨てのペーパーウエスです

グリスを拭くので使い捨てがおススメです

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実際の作業

 

この茶色いのは錆ではなく劣化したグリスです

パーツクリーナーで簡単に落とせます

パーツ一つ一つにグリスを塗ってあった証ですね

 

片側を押さえながらナットを外します

 

外したパーツはなくさないようにしましょう

 

ベアリングが入っているところに直接パーツクリーナーを掛けます

そうすることによって、ベアリングがグリスでくっつくことなく簡単に出てきます

 

出てきたベアリングはパーツクリーナーを掛けて布で拭いておきます

 

ハブの中にパーツクリーナーを掛けて綺麗にします

ついでに外側も拭きました

 

中にグリスを入れて、ベアリングを戻します

 

もう片方のベアリングを入れる前に、シャフトを入れておきます

こうすることで、今入れたベアリングが落ちるのを防げます

 

シャフトをよけながらもう片方のベアリングも入れます

 

一つ目のナットを適当に締めます

このとき、シャフトを左右に動かしてみてガタつかなくなるまで締めます

締めすぎると回転に影響するので「ガタつかないが回転も渋くない」を目指しましょう

 

丁度いいところまで閉めたら、薄いスパナで一つ目のナットを押さえながら、二つ目のナットを締めます

今までの作業を後ろタイヤも同じようにやります

 

これでハブのグリスアップは終了です

 

 

その他の作業

 

30年もたつとチューブが劣化しているのか、パンクしていました

※後ろタイヤはちゃんと空気が入ったのですが、いつパンクしてもおかしくないと思ったので一緒に交換です

ちゃちゃっとチューブ交換をしましょう

 

パナレーサーのタイヤがついています、ティンバック2と読むみたいです

 

 

後ろはスプロケットの洗浄も行いました

 

スプロケットおさえで押さえながら、モンキーで外します

 

ここもハブと同じく、劣化したグリスか何かがついています

 

パーツクリーナーを掛けて、ブラシでこすると綺麗になりました

これが30年前のものですよ、信じられますか?(笑)

 

 

ホイールを本体に戻して完了

 

 

最後に

今回はハブのグリスアップ、スプロケット洗浄、パンク修理をしました

レストア完了に一歩近づきましたね

 

この記事に出てくるMTB、「GIANT ATX760」が発売された1993年というと、CHAGE&ASKAの「YAH YAH YAH」がミリオンを取ったり、矢ガモがニュースになったりした年です

その時代の空気を浴びた自転車に乗ることができるなんて、なんか良いですよね(笑)

レストアというのはとても楽しい作業です

 

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